CENTER:&size(24){''PPLサマースクール2012''};
CENTER:&size(32){''関数型言語ベースの先進的Webフレームワーク''};
#br
CENTER:ウェブページ: http://ppl.jssst.or.jp/?ss2012
CENTER:開催日時: 2012年 8月 21日(火)
CENTER:場所: [[法政大学小金井キャンパス:http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/koganei/index.html]](建物・部屋未定:追って本ページに掲載いたします)
CENTER:主催: [[日本ソフトウェア科学会 (JSSST):http://www.jssst.or.jp/]] [[プログラミング論研究会 (PPL):http://ppl.jssst.or.jp/]]
CENTER:[[日本ソフトウェア科学会第29回大会:http://jssst12.fd.ise.shibaura-it.ac.jp/]] 併設企画

* プログラム(詳細は変更になる場合があります) [#w509e820]

&size(24){'''※ 実習のためにご自身のノートPCをご持参いただく必要があります(電源・ネットワークは会場で用意いたします)。必要な環境・インストールについては追って本ページに掲載します([[VirtualBox:https://www.virtualbox.org/]]仮想マシンイメージの配布を検討しています)。'''};

|9:30 - 10:00|受付|
|10:00 - 13:00&br;(実習・休憩を含む) |''HaskellでWebアプリ作成 ~Webアプリケーションフレームワーク Yesod~''&br;島崎 清山 (株式会社ワークスアプリケーションズ) &br;ならびに実習サポートスタッフ(@nobsun,@shtaag,@khibino,@kazu_yamamoto各氏)|
|13:00 - 14:30|昼休み|
|14:30 - 17:30&br;(実習・休憩を含む) |''OCamlで構築するモダンWeb:型付きHTML5プログラミングの実際''&br;今井 敬吾 (有限会社ITプランニング) &br;ならびに実習サポートスタッフ(ITプランニング社の皆様)|

- ''HaskellでWebアプリ作成 ~Webアプリケーションフレームワーク Yesod~''&br;
島崎 清山 (株式会社ワークスアプリケーションズ)
> ''概要'': 関数型言語でのWebアプリケーション作成、と言うと想像が難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実はHaskellでは手続き型言語と似た感覚でWebアプリケーションを手軽に作れます。
これを可能にするのがYesodという、Haskell製のWebアプリケーションフレームワークです。
他の有力なフレームワークと同様に、コマンド一回でアプリケーションの雛形が生成され、
作法にのっとってコードを書くことでWebアプリケーションを実装することになります。
加えてHaskellを使うメリットである堅牢性などを享受したプログラミングができます。
今回はYesodを紹介し、アプリ作成の実習を通し、関数型言語でのWebアプリ作成を実感していただきます。
> ''略歴'': 2009年にワークスアプリケーションズに入社し、開発者として研究開発部門で働いています。
セキュリティ技術を専門として、主にWebアプリケーションのセキュア化に取り組んできました。
現在はCloudインフラ上でのサービス提供のため、技術検証やサービス構築に注力しています。

- ''OCamlで構築するモダンWeb:型付きHTML5プログラミングの実際''&br;
今井 敬吾 (有限会社ITプランニング)
> ''概要'': 本チュートリアルでは、OCamlによりHTML5などを用いた動的なWebアプリケーションを開発する方法を紹介します。HTML5やCSS3等のクライアントサイドWeb技術は、アニメーションや通信・ストレージ等Webブラウザ上で高度なユーザエクスペリエンスを実現するために重要であり、PC・モバイル問わず「モダン」で高機能なWebサイトの構築に用いられています。OCamlは静的型付けと型推論により簡潔かつ信頼性の高いプログラムを記述できる言語です。2000年代以降、産業界でも金融システムのバックエンドをはじめとして多くの分野で導入され、MicrosoftによるF#の元になった言語でもあります
> 処理系として、OCamlのバイトコードを効率のよいJavaScriptコードに変換するjs_of_ocamlを用います。OCamlは構造的部分型による柔軟なオブジェクト指向機能をもつため、JavaScriptのDOMやCSSといったオブジェクトを高信頼かつ自然に扱えます。静的な型をもたないJavaScriptと比較して、やや規模の大きい開発や、複雑なソフトウェア部品の構築にも向いていることを紹介します。またHTML5に特有の、複雑な制御構造が要求されるプログラミング(例えば、コールバックやエラー処理を伴う通信・ストレージ処理)について、モナドと「継続」を用いた抽象化により劇的に読み易くなることを例題を通して体験していただきます。
> ''略歴'': 2010年有限会社ITプランニング入社。静的型付け関数型プログラミング言語を実務に適用する効果に興味を持ち、日々実践している。2011年初頭、OCamlを用いたスマートフォン向けHTML5アプリケーションを業務で開発した。博士(情報科学)。
#clear

* 参加費・参加申し込み [#j3f5561b]

[[日本ソフトウェア科学会第29回大会のWebサイト:http://jssst12.fd.ise.shibaura-it.ac.jp/]]をご覧いただき、そちらよりお申し込みください。

* 問い合わせ先 [#h05c0cb9]

''PPLサマースクール2012 幹事''&br;
[[住井 英二郎:http://www.kb.ecei.tohoku.ac.jp/~sumii/]] (東北大学)&br;
E-mail: sumii [at] ecei.tohoku.ac.jp

* 過去のサマースクール [#e90eabd1]

- [[第1回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2003):http://www.ipl.t.u-tokyo.ac.jp/~hu/ppl_ss03/]]
- [[第2回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2004):http://logic.cs.tsukuba.ac.jp/~kam/ppl_ss04/]]
- [[第3回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2005):http://www.math.kyoto-u.ac.jp/~susumu/ppl_ss05/]]
- [[第4回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2006):http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~garrigue/ppl_ss06/]]
- [[第5回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2007):http://www.jaist.ac.jp/~mizuhito/ppl_ss07/]]
- [[第6回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2008):http://www.logos.t.u-tokyo.ac.jp/ppl_ss08/]]
&br;
今日から使える! みんなの静的解析・バグ検出ツール
- [[第7回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2009):http://www.is.noda.tus.ac.jp/ppl_ss09/]]
- [[第8回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2010):http://ppl.jssst.or.jp/?ss2010]]
&br;
マルチコア時代の新言語
- [[第9回 PPLサマースクール (PPL Summer School 2011):http://ppl.jssst.or.jp/?ss2011]]
&br;
クラウドのプログラミング