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PPLサマースクール2010
マルチコア時代の新言語

URL: http://ppl.jssst.or.jp/index.php?ss2010
開催日時: 2010年9月12日(日) 10:3010:15-16:50 (懇親会 -18:00)
場所: 津田塾大学 小平キャンパス 5101教室(5号館1Fです)
主催: 日本ソフトウエア科学会プログラミング論研究会
(日本ソフトウエア科学会第27回大会 併設企画)

目次

新着情報

  • 当日の写真と、FortressとX10の資料へのリンク、を追加しました [2010.09.27]
  • PPLサマースクール2010は、81名の御参加を頂き、盛況のうち無事終了致しました。ありがとうございました [2010.09.27]
  • 注意事項の記述を、水と緑茶のみ持ち込み可、に変更しました [2010.09.11]
  • 教室内で、WiFi?でインターネットへのアクセスができるようになりました。回線数が少ないので、混雑時には繋がらないこともあります [2010.09.10]
  • 開始時間を10:15、受付時間を9:45開始、に変更しました [2010.09.07]
  • 注意事項に、食事処マップ、を追加しました [2010.09.06]
  • 注意事項に、水のみ持ち込み可、の記述を追加しました [2010.09.06]
  • 場所 のリンクに、キャンパス内の地図を追加しました [2010.09.06]
  • 注意事項、にAC電源についての記述を追加しました [2010.07.31]
  • このページを開設しました [2010.07.27]

概要

PPLサマースクールは、プログラミングの理論と実践に関する基礎知識やホット・トピックに関して、分かりやすく解説していただくことを目的とした、日本ソフトウエア科学会・ プログラミング論研究会主催のイベントです。第8回目となる今回も、前回までと同様、 日本ソフトウエア科学会大会併設企画として開催されます。

今回のサマースクールでは、「マルチコア時代の新言語」と題して、

という、オープンソースで開発されている3つのマルチコア向けの言語のチュートリアルを企画しました。

プログラミングの理論と実践に関して興味のある学生、企業・大学の技術者および研究者、また自分の専門外の分野についての知見を深めたい技術者および研究者、日頃からプログラムを書かれている方、など幅広い方々を対象としています。

幹事よりひとこと

スーパーコンピューターから、デスクトップ、ノートパソコン、携帯まで、マルチコアは日常的に使われるプロセッサの構成となりました。しかし、従来の言語を用いたマルチコア上でのプログラミングには、開発効率、プログラムの性能、など様々な問題があり、お悩みの方も多いと思います。
これらの問題を解決するために、近年様々な言語が提案されています。今回のサマースクールでは、その中からオープンソースで開発されている3つの言語を取り上げます。それぞれについて、言語処理系の実際の開発者、の方にお越し頂いて講演いただけることになりました。
幹事から、事前に講師の方へ

  • What is the design principle of your language ?
  • What does your language identify problems on multi-core ?
  • How does your language solve these problems ?

という質問をさせていただきました。これらの質問に答えていただきながら、言語の設計背景、仕様、から実装まで、技術的な内容をご講演いただけると思っています。

  • 日々プログラムを書いていらっしゃる方
  • マルチコアでのプログラムに悩んでいらっしゃる方
  • これから、マルチコアを使いこなしたプログラムを書いてみようという方
  • 自分で言語を設計してみようという方
  • マルチコアでの性能に興味がある方

など、幅広い方に興味を持っていただける内容となると思います。

今回は、開催日を日曜日、に設定しましたので、平日は忙しくて時間が取れない方にもご参加いただければ、と思います。

プログラム

2010年9月12日(日)
9:45-10:15(変更しました)受付
10:15-12:00(変更しました)タイトル: Project Fortress: A Multicore Language for Scientists and Engineers (英語での講演です)
資料へのリンク

講師: Sukyoung Ryu (KAIST, Korea)
概要: The computing world is currently undergoing dramatic changes. More powerful computers have brought high-performance computing (HPC), an endeavor historically relegated to national labs and government institutions, to the mainstream. At the same time, microchip manufacturers are designing new chips that contain increasing numbers of cores on a single chip to improve performance. Yet unfortunately, modern programming languages are ill-equipped for these changes. Most languages do not directly support any notion of parallelism and even languages with support for parallelism, such as the Java Programming Language, support only course-grained notions of parallelism, best suited for tasks such as networking and GUI programming. Fortress is a new programming language designed for HPC with high programmability.
It provides mathematical syntax to enable scientists and engineers to write programs in a notation they are accostomed to. It also provides built-in support for parallel programming. Fortress is designed for growth by community participation and development and its syntax and semantics have been formally designed and specified. This tutorial will introduce Project Fortress, which is an open-source project with a reference implementation of the Fortress programming language. Anyone who works on scientific programming, parallel programming, quality-critical software development, or open-source projects will find this tutorial of interest.
講師略歴: Sukyoung Ryu is an Assistant Professor at the Computer Science Department of KAIST (Korea Advanced Institute of Science and Technology). Before joining KAIST in December 2009, she worked as a Member of Technical Staff in Sun Microsystems Laboratories, where she worked on formally designing and developing the Fortress programming language.
12:00-13:00(変更しました)昼休み(受付は12:30-13:00開設、それ以降は会場の幹事・石崎までお願いします)
13:00-14:45タイトル: プログラミング言語Go

講師: 鵜飼文敏 (Google)
概要: プログラミング言語 Go はGoogleが2009年秋にオープンソースで公開した新しいプログラミング言語です。CやC++のようなコンパイル言語の良さをもちつつ、Pythonのような動的言語でのプログラムの書き易さを兼ねそなえた特徴をもっています。クラスを使わないオブジェクト指向の言語で、コンカレントに実行するための仕組みもそなえています。
プログラミングをより速く、より生産的に、そしてより楽しくしてくれる新しいプログラミング言語 Goについて説明します。
講師略歴: Google のソフトウェア エンジニアとして2006年から働いています。現在は Google Chrome および WebKit?の開発をしています。Go 言語のコントリビュータでもあります。著書に「Binary Hacks」があり、「Code Reading」「Code Quality」「Write Great Code」などの監訳もしています。
14:45-15:00休憩
15:00-16:45タイトル: プログラミング言語X10
資料へのリンク

講師: 河内谷清久仁 (日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所)
概要: X10は,IBM Researchが開発している新しい並列分散プログラミング言語で,米DARPAのHPCS (High Productivity Computing Systems)プログラムに基づくIBMのPERCS (Productive Easy-to-use Reliable Computer Systems) プロジェクトの一部である.PERCSプロジェクトは,先進的なチップ技術,アーキテクチャ,OS,コンパイラ,プログラミング言語,ツールなどを統合し,ハードウェアとソフトウェアを総合的にデザインすることで,並列アプリケーションの生産性を向上させることを目標としており,そのために,X10 は新しいプログラミングモデルとEclipseに統合された開発ツール群を提供する.
X10は型安全で近代的なオブジェクト指向言語で,マルチコアSMPチップやGPGPUなどが相互接続されたヘテロな並列分散環境に対するスケーラブルなプログラミングを可能としている.X10はいわゆるPGAS (Partitioned Global Address Space)を採用している言語族の一員であり,複数の「places」にまたがった配列などのデータ構造を扱える.さらに,オブジェクトがどのplaceに存在するかを考慮したプログラミングのための「at」や「ateach」,軽量な並列アクティビティを生成,終了するための「async」や「finish」,同期的実行のための「clock」や「atomic」などの構文を提供している.
本講演では,X10の設計思想や位置づけに加え,これらの特徴的な構文についても使用例をまじえつつ解説を行う.なお,X10の開発はオープンソースプロジェクトとして行われており,その成果はhttp://x10-lang.org/からアクセスできる.メーリングリストなどを通じたサポートも行われている.
講師略歴: 日本IBM東京基礎研究所シニア・リサーチャー.Javaを中心とするプログラミング言語の研究・開発に従事してきた.X10言語については主にJavaバックエンド部分の実装と性能向上を担当している.
16:50-18:00講師と歓談の懇親会(無料、別教室でノンアルコールドリンクを用意します)


当日の写真
Sukyoung Ryu講師

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鵜飼文敏講師

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河内谷清久仁講師

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参加費

日本ソフトウェア科学会の会員非会員
学生1,000円2,000円
一般2,000円3,000円

当日、会場受付で現金にてお支払いください。なるべくつり銭がないようご協力お願いいたします(なお、非会員でも会員申し込み中の方は、会員の参加費額が適用されます)。

交通アクセス

津田塾大学小平キャンパスの最寄り駅は、

  • 西武国分寺線鷹の台駅下車、徒歩約8分
  • JR武蔵野線新小平駅下車、徒歩約18分

です。詳しくは、交通アクセスをご参照ください。地方などから参加の場合、前日泊を考慮いただくことをお勧めいたします。

参考までに、講演開始ぎりぎりだとこうなりますよというお知らせです。実際には可能であれば、少し余裕を持って到着されることをお勧めいたします。

注意事項

  • 当日、印刷された資料は用意しません。当日、会場でWiFi?、USBメモリ、CD-ROMなどの手段で電子的に配布するか、後日Webサイトからダウンロード可能、にする予定です。
  • 座席にAC電源のコンセントがありません。電子機器をご利用予定の方は、充分に充電の上、ご来場下さい。
  • 構内では受付でお渡しする名札をつけていただき、受付でお渡しする用紙に書かれた所定の場所以外へ立ち入らないようお願いいたします(お帰りの際には、名札の返却をお願いいたします)。
  • サマースクールが行われる教室は飲食禁止ペットボトル・水筒で水と緑茶のみ持ち込み可(ジュース、炭酸飲料、スポーツドリンク、コーヒー、紅茶、お茶などは不可)です。ただし、くれぐれもこぼさないよう細心の注意を払って下さい。飲食可能なスペースは2Fに設けます(サマースクールの教室は1Fです)。
  • サマースクールは日曜日に開催されるため、学内の施設(食堂・売店)はお休みです。昼食は、学外でとっていただくようお願いいたします。食事処マップは、こちらです。

参加申込み

料金などはその場で徴収致しますが、部屋の大きさの関係で定員がありますので、参加申し込みをお願いいたします。以下の情報を、E-mailで ppl_ss10[at]sato.kuis.kyoto-u.ac.jp に、2010/8/28まで今からでも事前にお送り頂けると助かります(個人情報については、本サマースクールに関するお知らせが必要になった際、それをお送りするためにのみ用います)。
予定が不明、などで事前申込みが難しい場合でも、参加申し込み自体は当日まで受け付けています。また、事前参加申込み無しで、当日直接来て頂いても結構です(これらの場合、受付に多少時間がかかることをご了承下さい)。

  メールの件名: PPLサマースクール2010参加申し込み
  メールの宛先: ppl_ss10[at]sato.kuis.kyoto-u.ac.jp ([at]を半角@に置き換えて下さい)
  
  氏名: [ ]
  ふりがな: [ ]
  所属: [ ]
  電子メール: [ ]
  
  一般・学生の別: [一般・学生] (該当する部分を残し、不要な部分を消去してください)
  日本ソフトウェア科学会会員: [会員・非会員] (該当する部分を残し、不要な部分を消去してください)
  会員の場合、会員番号(または申込中、非会員は空白): [会員番号・手続き中] (入会手続き中の場合は 手続き中 を選んで下さい)
  領収書の宛先が名前以外を希望される場合の宛先: [ ] (なければ空白)
  その他の特別な希望があれば: [ ] (なければ空白)

過去のサマースクール

問い合わせ先

サマースクール幹事

日本アイ・ビー・エム 東京基礎研究所
石崎 一明

〒242-8502 大和市下鶴間1623-14
E-mail: ppl_ss10[at]sato.kuis.kyoto-u.ac.jp

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