PPLサマースクール2019
「ブロックチェーンと形式検証」
 
日本ソフトウェア科学会 (JSSST) プログラミング論研究会 (PPL) 主催
日本ソフトウェア科学会第36回大会 併設企画
 
講師:古瀬 淳ダイラムダ株式会社
 
2019年8月26日(月) 10時〜17時(予定)
芝浦工業大学芝浦キャンパス
(〒108-8548東京都港区芝浦3-9-14)
 

ニュース

  • 参加申込を開始しました (7/26)
  • 開催日の曜日を修正しました (7/6)
  • 概要とプログラム(予定)を掲載しました (7/6)
  • Webページを公開しました (5/31)

概要

ブロックチェーン技術というと,仮想通貨,仮想通貨というと,投機,規制,などの話題がどうしても先行しがちだが,技術面では,暗号,分散環境,プログラミング言語,形式的検証などの計算機科学最先端の技術が沢山使われている. このサマースクールでは,ブロックチェーン技術におけるこれらの理論面の関わりを,主にプログラミング言語に比重を置いて紹介し,実際に現在使用されているスマートコントラクト環境であるTezosのテストネットを使った実習を行う.

講師紹介

古瀬 淳 (Jun FURUSE; ふるせ じゅん)

ダイラムダ株式会社代表取締役,Tezos Japan 理事.2002年パリ第七ディドロ大学博士課程修了,Ph.D.関数型言語の型システムの研究を行う.以降,LexiFi?,Jane Street Capital,Standard Chartered Bank 等で主に堅牢な金融システムを関数型言語による開発に従事.2018年から第三世代ブロックチェーン技術である Tezos のコア開発チームに唯一の日本人として参加している.

プログラム(予定)

9:30 - 10:00受付
10:00 - 11:30第1部: 通貨とブロックチェーンへのイントロダクション
11:30 - 13:00昼休み
13:00 - 14:00第2部: ブロックチェーンの基礎と Proof-of-stake
14:00 - 16:00第3部: スマートコントラクトハンズオン
16:00 - 16:15休憩
16:15 - 17:30第4部: ブロックチェーンと形式検証

第1部: 通貨とブロックチェーンへのイントロダクション

通貨と通貨の歴史について概観し,オープンな分散データベースであるブロックチェーンが,なぜ仮想通貨の基盤として用いられているのかを解説する.また,ブロックチェーンや仮想通貨基盤における安全性の重要性について議論する.

第2部: ブロックチェーンの基礎と Proof-of-stake

ブロックチェーンの技術的詳細について解説する.また,代表的な合意形成アルゴリズムである proof-of-work (PoW) と proof-of-stake (PoS) について解説する.

第3部: スマートコントラクトハンズオン

スマートコントラクトは,ブロックチェーン上で動作する通貨授受をともなう契約自動執行プログラムであり,近年 Ethereum や Tezos において実装されている.今回は参加者の持参する PC の上で Tezos のスマートコントラクトを実際に記述し動作させてみる.

第4部: ブロックチェーンと形式検証

ブロックチェーンや,その上で実装される仮想通貨,スマートコントラクトにおいては,その安全性が非常に重要である.これらが安全でなかったためにこれまでに起きた事象をいくつか取り上げ,安全性を保証するための手法である形式検証がどのようにブロックチェーンやスマートコントラクトに使われているかを解説する.

参加費・参加申し込み

PPLサマースクールの参加費は以下の通りです.

学生会員1000円, 学生非会員2000円, 一般会員2000円, 一般非会員3000円

参加ご希望の方は 日本ソフトウェア科学会第36回大会共通の 参加登録ページ からお申し込みください. 事前登録をお願いしております.

受講者へのご連絡

  • 会場でのネット接続は eduroam が利用可能です.

問い合わせ先

PPLサマースクール2019 幹事
末永 幸平(京都大学)
E-mail: ksuenaga[at]kuis[dot]kyoto-u[dot]ac[dot]jp

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