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第17回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ
PPL 2015

日程: 2015年3月4日(水) 〜 6日(金)
会場: 愛媛県松山市道後温泉「道後プリンスホテル
〒790-0858 愛媛県松山市道後姫塚100
主催: 日本ソフトウェア科学会 プログラミング論研究会

PPL 2015は128名の皆様にご参加いただき,盛会のうちに終了しました.どうもありがとうございました.PPL 2016でまたお会いしましょう!

以下の送迎バスを運行いたします.どうぞご利用いただけますと幸いです

おしらせ

論文賞・発表賞

PPL 2015論文賞
森口 草介, 高橋 和子 (関西学院大学) レコードの拡張を許す対話的修正機構
PPL 2015発表賞(学生の部)
鈴木 健一 (筑波大学) ついにSQLを組み立てる: 拡張可能で安全な統合言語クエリ
木下 郁章 (茨城工業高等専門学校) Haskellでの合成可能なオブジェクトの構成とその応用
PPL 2015発表賞(一般の部)
勝股 審也 (京都大学) モナド、代数理論と計算効果
PPL 2015ポスター賞
五十嵐 淳 (京都大学) 京都大学 Teen Racketeer 養成コース

PPL2015論文賞は、カテゴリ1採択論文のうち独創的なアイディアや顕著な成果を含むものとしてPPL2015プログラム委員会の協議により選定された論文です。 PPL2015発表賞、ポスター賞はそれぞれ、PPL参加者の投票により「最もよいと思った発表」として最多の票を集めたものです(発表賞 学生の部は同数でした)。

参加登録要領

参加登録要領のページをご覧ください.参加登録の締切は2015年2月17日です.どうぞお早めにご登録お願いいたします.参加登録,宿泊・食事予約,および費用のお支払いは,これまでと同様に日本旅行提供のWebサービスを通して行って頂きます.後日参加登録サービスへのリンクを掲載します.

目的および概要

PPL2015は,プログラミングおよびプログラミング言語に関する研究者が一堂に会し,最新の研究成果の発表,および新たな研究課題についての討論やアイディア交換等を行うことを目的とした,合宿形式のワークショップです.プログラミングおよびプログラミング言語の理論・設計・実装・処理系などに関する研究発表を,カテゴリ別に幅広く募集します.

カテゴリ1: 国内外で未発表の論文の発表
カテゴリ2: 国際会議・学術雑誌等で既発表であるが,国内では未発表の研究の紹介
カテゴリ3: ポスター・デモ発表(既発表・未発表の別を問いません)
カテゴリ4: サーベイ・チュートリアルの発表(既発表・未発表の別を問いません)

カテゴリ1の採択論文の中から,特に独創的なアイディアや顕著な成果を含むものに対して論文賞を授与する予定です.また全論文発表と全ポスター・デモのなかから,聴衆の投票によりそれぞれ,最も優秀な論文プレゼンテーションには発表賞(一般の部,学生の部,既受賞者は除く),最も優秀なポスター・デモにはポスター賞を授与する予定です.

募集要項

カテゴリ1(国内外未発表論文)

完成した理論やシステムの研究発表のみならず,萌芽的なアイディアや問題点の提示等も歓迎します.発展途上の研究内容も積極的に採録する方針です(ただし,PPLでの発表として相応しくないと判断される場合は,この限りではありません).

また,カテゴリ1で発表された研究については,会場での討議や査読コメントをもとにその完成度を高め,将来の学術雑誌・会議等での業績に結び付けることを奨励しています.そのため,予稿集の配布は参加者のみへの限定的なものとする予定です.採録された論文は,PPL2015参加者に配布される予稿集に掲載され,参加者のみがアクセス可能な形でWeb上で公開されます(論文へのリンク集ページを作成し,閲覧に必要なパスワードを参加者に連絡します).

カテゴリ1で発表された研究のうち,PPL2015プログラム委員会により優れていると認めるものは,PPL2015終了後(2015年4月下旬予定),「コンピュータソフトウェア」誌のPPL2015推薦論文としての投稿が可能です.推薦論文は,PPLプログラム委員が引き続き査読を行うことによる,迅速な査読プロセスを特長としています.

カテゴリ2(国外既発表論文)

査読付の国際会議または学術雑誌等で既発表であるが国内では未発表である研究を紹介する場です.採録決定済みの研究も含みます.PPLへの関連をもとに採否を判定いたしますが,申し込み多数の場合はプログラム委員会での選考により,発表をご遠慮いただく可能性もございますので,その旨をご了承の上ご投稿ください.

カテゴリ3(ポスター・デモ発表)

2時間程度のセッション内でのポスター発表またはデモ発表です.既発表・未発表の別を問いません.PPLへの関連をもとに採録を判定いたします.また,申し込み多数の場合はプログラム委員会での選考により採否を決定します.※ショートプレゼンテーションは行いません

カテゴリ4(サーベイ・チュートリアルの発表)

サーベイはプログラミング言語に関連するトピックについての(発表者の研究も含め)研究動向を紹介する発表,チュートリアルはプログラミング言語に関連する基礎事項について解説する発表を募集します.既発表・未発表の別を問いません.プログラミング言語分野の学生,研究者に役立つような発表を想定しています.また,発表と同じ内容のサーベイ・解説論文の投稿も可能です(サーベイ,解説論文の投稿はオプショナルで必須ではありません).本カテゴリは,分野間の相互理解と全体の底上げとなる事を期待し,新たに設置するものです.PPLへの関連および関連研究への言及をもとに採録を判定いたします.通常発表と同様の30分での発表を予定していますが,採択件数によっては発表者との相談で延長も考慮します.

投稿・発表申込要領

4つのカテゴリそれぞれに対する投稿方向は以下の通りです.

カテゴリ1(国内外未発表論文)

投稿手続きは2段階です.発表申込を行った上で論文提出を行ってください.

発表申込先 https://easychair.org/conferences/?conf=ppl2015
(EasyChairのアカウントが必要です)
発表申込締切 2014年12月22日(月) 17:00 (JST)

著者名,所属,論文タイトル,論文概要(日本語300〜400字程度もしくは英語 200 words 程度)を提出してください

論文提出締切 2015年1月8日(木) 17:00 (JST)

10ページ程度(最大15ページ)の論文(日本語もしくは英語,PDF形式)を提出してください.

採否通知 2015年2月3日(火)
最終原稿提出締切 2015年2月16日(月) 17:00 (JST)

採録された論文の最終原稿の提出方法は,採否通知にてお知らせいたします.

(注) 採録された論文等著作物は,日本ソフトウェア科学会著作権規定にもとづいて利用されますので,予めご確認ください.

(注) カテゴリ1への投稿論文と類似の論文を,他の会議(予稿集を出版するもの)・論文誌などに同時投稿する場合は,査読の有無に関わらず,その旨を発表申込および論文提出の際に明記してください.PPLでは同時投稿の事実のみをもって論文を不採録とすることはありませんが,採否の決定に利用する場合があります(他の会議との重複を避けるため,発表内容についての条件付採録とすることもあります).

カテゴリ2(国外既発表論文)

発表申込時に採録が決定している国際会議および国際学術雑誌の発表論文が対象です.理論系だけではなく実装系の論文の投稿も歓迎いたします.

発表申込先 ppl2015-submit[at]kb.is.s.u-tokyo.ac.jp ([at]を @ に置き換えてください)
発表申込締切 2015年1月23日(金) 17:00 (JST)

原論文(ページ数不問,PDF形式)とabstract(テキスト形式)を,著者名,所属,論文タイトル,原論文の出典(発表会議名,掲載済/予定の別等)と併せてご提出ください.

採否通知 2015年2月5日(木)

カテゴリ3(ポスター・デモ発表)

ポスター・デモの区別を行わずに募集いたします.デモを行う場合は,発表概要においてその旨をご説明ください.

発表申込先 https://easychair.org/conferences/?conf=ppl2015poster
(EasyChairのアカウントが必要です)
発表申込締切 2015年2月6日(金) 17:00 (JST)

希望する発表形態(ポスター・デモの別)を明記して,著者名,所属,発表タイトル,発表概要(200〜300字程度)を abstract の部分に記入してご提出ください.論文提出のPDFファイルアップロード部分は無視してください.

採否通知 2015年2月13日(金)

カテゴリ4(サーベイ・チュートリアルの発表)

発表申込先 ppl2015-submit[at]kb.is.s.u-tokyo.ac.jp ([at]を @ に置き換えてください)
発表申込締切 2015年1月23日(金) 17:00 (JST)

著者名,所属,発表タイトル,発表の概要 (1~3ページ,PDF形式.目的,カバーする話題,想定する聴衆,必要な知識の記述を含むもの)をご提出ください.新規にサーベイ論文・解説論文をご執筆される場合には,その原稿(ページ数不問・PDF形式)も併せてご提出ください.もし今回と同じ内容の既発表のサーベイ,チュートリアル,解説等があれば,その文書(ページ数不問,PDF形式),著者名,所属,タイトル,文書の出典(発表雑誌,掲載済/予定の別等)も併せてご提出ください.

採否通知 2015年2月5日(木)

ワークショップ全般に関する問い合わせ先

ppl2015-oc[at]kb.is.s.u-tokyo.ac.jp ([at]を @ に置き換えてください)

原稿用スタイルファイル

カテゴリ1の原稿作成の際に下記のスタイルファイルをご利用下さい.

スタイルファイル jssst_ppl.cls
使用例(カテゴリ1) template.tex

招待講演

講演の題目や概要等の詳細情報は「招待講演」ページをご欄ください.

橋本 和幸 (NVIDIA. 元日本シンボリックス株式会社)
1980年代のLispマシンSymbolicsとその開発環境Genera
付属:NVIDIA GPUによる超並列コンピューティング
Chung-Kil Hur (Seoul National University)
Formal C semantics and LLVM compiler validation

運営組織

プログラム委員会

プログラム共同委員長浜名 誠群馬大学
プログラム共同委員長馬谷 誠二京都大学
青戸 等人東北大学
浅田 和之東京大学
岩崎 英哉電気通信大学
鵜川 始陽高知工科大学
大岩 寛産業技術総合研究所
亀山 幸義筑波大学
河内谷 清久仁日本IBM
久野 靖筑波大学
木村 大輔国立情報学研究所
宋 剛秀神戸大学
塚田 武志University of Oxford
中田 景子FireEye Dresden
平井 洋一 FireEye Dresden
平石 拓京都大学
藤田 憲悦群馬大学
星野 直彦京都大学
増原 英彦東京工業大学
渡部 卓雄東京工業大学

組織委員会

組織委員長松田 一孝東京大学
末永 幸平京都大学
上野 雄大東北大学
海野 広志筑波大学
鵜川 始陽高知工科大学
プログラム共同委員長馬谷 誠二京都大学
プログラム共同委員長浜名 誠群馬大学
ポスターセッション幹事木村 大輔国立情報学研究所

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